全国の団地妻のみなさん、こんにちは。
スウジデス。
おや、数字ですがロボ化してますよ。
(このカタカナにしたので片言編も考えてます。)
本日はこんな本を読んだという事からスタート。
『監督たけし 北野組全記録』。
正直、世界の映画監督の中で一番好きなのが、
バイオレンス撮ってる時の北野武です。
バイオ武が好きです。
そのバイオ武化する一作目の『その男、凶暴につき』の
メイキング随筆とでもいうか、メイキング日記とでも言うこの本。
1989年に書かれた(映画公開もその年)物なので、
出て来るビートたけしのお仕事も、
『ひょうきん族』『元気が出るテレビ』『スーパージョッキー』『オールナイトニッポン』と、
錚々たるお仕事達。
北野印度会社のカレーのアレのネタなんかも出て来ます。
完全に北野武がノリにノってる時期(今が別にって事じゃなくて)で、
全く寝ない多忙な日常も垣間見えます。
この本で、読み取れたのは、監督北野武の凄さというよりも、
その人柄の印象の方が強かった。
北野武と話した事も無ければ、会った事も無いのだけれど、
この書き手の佐々木桂さんの目と手を借りて、この人はどんな人なのか、
そんな物が見れた本でした。
この、『その男、凶暴につき』は、北野武の才能という部分ももちろんあるのだけれど、
一緒に作った人々が、完全に北野武に惚れ込んで作り上げた作品であるという事。
照れ屋で、イタズラ好きだけど、人が好き!みたいな、
クソガキがそのまま大きくなった様な監督の人柄にまず皆が惹かれて、
そこに頭の良さをブチ込むもんだから、もうみんな虜みたいな。
その周りのスタッフの二ヶ月間の心情の変化なんかもとてもおもしろいところ。
一通り読み終わった後、
やっぱりこういうのはどうしても扱ってる映画そのものが見たくなって、
何年振りかに、『その男、凶暴につき』を見る。
好きだ好きだと言う割に、随分忘れていたり、ソナチネと被って覚えていたり。
一番思ったのは、北野映画にグロテスクな表現っていうのは直接的にはほぼ無くて、
そこにあるのは圧倒的にリアルな表現でした。
そのリアルさが、もの凄い恐怖を感じさせて、
なんだかグロい物というのを自分の脳裏に焼き付けてたっていう。
その事が分かって、さらにこの作品が好きになりました。
この映画、武的には『みんながたけしにもう一本撮らせようって思える物作ろう』って
事だったらしいんですが、やっぱこんなの見せられたら次!次早く撮って!ってなりますわな。
この映画のラスト15分は全てのカットが決まりまくってる。
我妻が頭ブチ抜かれるシーンとか、その後のバイオ武作品で良く見る、
『死ぬ美学』的な物が凝縮されまくってる。
ほんとに美しいんだよなー。
あの血ノリの飛び方、倒れ方、発砲後の拳銃の煙、影。
何年か振りでしたが、やっぱり好き。
ここんとこ、武作品見てませんが、次、監督される映画は任侠物だそうですよ。
バイオ武復活に期待して(どうせ武死ぬんでしょ!w)、
楽しみに次回作待ちます。
しかし、ここ一週間で見た映画のテーマが100%の確立で復讐劇。
『ロボゲイシャ』『狼の死刑宣告』『片腕マシンガール』『その男、凶暴につき』
どうなってんだwww